新型コロナウイルス感染症の流行拡大が、日常生活にもさまざまな影響を及ぼしています。学生のみなさまはオンライン授業の導入や課外活動の中止など、様々な制限のある学生生活に変わり、教職員のみなさまも突発的な業務が発生し、身体的にも疲れを感じている状況かと思います。また、日々変化する情勢に対し、不安な気持ちやストレスを感じている方も多いと思います。新型コロナウイルスが収束するまでは長期戦になることが予想されます。ここでは、みなさまの心身の健康を維持するうえで役立つ情報をお知らせいたします。
下記の症状を感じている方はいませんか?今の状況では誰にも起こり得る自然な反応です。焦って回復しようとしたり、自分は弱いと責めたりする必要はありません。
・感染に対する極度の恐怖感
・未確定な状況への戸惑い
・生活の心配・将来への不安
・気持ちが落ち込む・意欲が出ない
・漠然とした不安感
・落ち着かない・集中できない・緊張感
・孤独感・一人でいるのが怖い
・怒りっぽくなる・イライラする
・涙が止まらない
・疲れがとれない・眠れない
・頭痛・腹痛・肩こり・体の痛み・めまい
・食欲不振・過食・ほとんど食べない
不安や混乱の中、最前線で働く病院職員のみなさまのおかげで多くの命が救われています。他の大学職員の方も、現在の状況でストレスを感じている方もいらっしゃること思います。中には、仕事を十分にこなせていないと感じている人や、無茶な要求をされている方や新たな重圧を感じている方もいるかもしれません。こまめに休息をとり、決して無理をしないでください。そして、心身の体調のチェックを行いましょう。もし、ストレスが悪化し、それに圧倒されていると感じたとしても、それはあなたの責任ではありません。適切な人に連絡を取って、遠慮なく、適切な支援や学内のサポートサービス(こころとからだの健康相談室等)をご活用ください。 ・日本赤十字社 COVID-19対応者のためのストレスチェックリスト.pdf ・日本赤十字社 感染症流行期にこころの健康を保つために~新型コロナウイルス感染症に対応する職員の方々へ~.pdf ・こころの耳 働く人のメンタルへルス・ポータルサイト
保健センターでは、長崎大学の学生や教職員を対象として、カウンセラー及び精神科医による心理相談(カウンセリング)を行っています。お気軽にご相談ください。 状況により、本人の同意を得た上で、所属学部、学生支援課等や学外の相談機関、医療機関へ紹介させていただくことがありますが、守秘義務を厳守することをお約束します。
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新型コロナウイルス感染症防止対策に伴う対応として、カウンセリングの方法にオンラインカウンセリングを追加しました。