令和7年度ヘルシーキャンパス・プロジェクトの一つとして、去る9月2日(火)午後、文教キャンパスにて、教職員を対象とした「一次救命処置講習会」を開催しました。
当日は、文教キャンパスのみならず、多くのお申し込みをいただき、39名の方に参加いただきました。
講師に長崎北消防署の末次救命救急士をお招きし、長崎市の救急搬送の実態や救急車が到着するまでの救急処置の必要性等についてご説明いただきました。
救急処置・救急蘇生法、胸骨圧迫法(心臓マッサージ)、AED使用方法についてのロールプレイを見た後に、各グループに分かれてシミュレーション人形を使用し、参加者全員に実践していただきました。
参加者の皆さんは、「胸骨圧迫」の大変さを実感された方が多く、一定のリズムと力加減を続けることに苦戦した方も多くいらっしゃいました。また、講師やスタッフに「人工呼吸の必要性」や「小児の一次救命処置」等について積極的に質問され、熱心に学ばれていました。
実施後のアンケート結果では、参加者全員が「とても満足・満足」、「今後に大いに役立つ、役立ちそう」、「講習内容が非常にわかりやすい、わかりやすい」、「他者にも参加を勧める」との回答をいただきました。また、「実際にできるかどうか勇気がいるがやってみようと思う」、「いざというときに学んだことを活かしたい」、「せっかく学んだことを忘れないように、繰り返し参加していきたい」、「AEDの設置場所を確認しようと思う」などたくさんの好評価をいただきました。
長崎大学・長崎大学関連施設(病院を除く)には、約40台のAEDが設置されており、2-3年に一度ほどの頻度で稼働があります。保健センターでは、皆さんもいざという時にすぐに救命処置ができるように、一次救命処置法について学べる機会を作っていきたいと思います。今回は参加できなかった方、一次救命処置法について復習したい方など、次回の参加をお待ちしております。
【講習会の様子】